恋人と年齢
ある女性の小説家で、自分の「更年期」について暴露してしまった人がいらっしゃいますが、女性にとって「更年期」というのは本当に自分でも気が付かない形でやってくることが多いので、これが「更年期」だったんだと気が付いたときにはもうすでに「更年期」の中にどっぷりと浸かってしまっている・・。
そんな女性たちがなにもいまさら「恋人」でもあるまいし、と思ってしまいますがなかなかその「恋」とやらは一筋縄ではいかないものみたいで、「更年期」になればなるほどその「恋」の正体というものに真正面から対決しないといけないこともあるらしいのです・・。
それで、ある時期自分が結婚していてもなんだか満たされていない・・と気が付くことがあるのですが、それは家族で行動するときなどに多少は隠れてしまう気分でもあるということです。それを言い換えてみるとなんだか「真っ白い空間にいる」みたいな気分でもあり、なんともいいようのない剥げてしまった、一枚の写真でも見ているような、そんな自分が「ひとりぼっち」であるという空間ということを確認できる瞬間でもあるということでしょう。
たとえば「気持ちの通じる仲間」がいる場合は、ものも言わなくても自分の気持ちがどうだとか、こうだとかは考えもしないことなのですが、まわりにいる人たちの気分など考える余裕もない場合にはそんな空間に陥ってしまうことが多いらしい・・。
それで、「恋人」についての話題が出てくれば、どこそこにいけば「恋人ができやすい」「理想の人」とめぐり逢えるなどのことになってしまって、それはもうだれかに会いたいばかりの「恋人探し」になってしまうというわけなんです。
そういうことで、その「人恋しさ」が年代は関係なく、だれにでも存在しているというわけで、何とも人というのはとどのつまりはその「誰か」がいてくれなくては困ってしまうわけなんですね。
そういうわけで「恋人」というのは、人生の中でももっと重要な「必需品」ということになってくるわけなんですよ。